kappa(カッパ) の 信貴山界隈でヒルクライム三昧

40代介護士のロードバイクライフ

kappa(カッパ)@大峯吉野ヒルクライム2019

anchor RHM9(2006) / cannondaleCAAD5(2004)
に乗っています。

2018年 リザルト
大峯吉野H.C. 224位/404人中
神河H.C. 61位/244人中

「投資バカ」中野晴啓(朝日新書) インデックス投資家の読書感想

まとめ


kappaの子供の資産運用をお願いしているセゾン投信社長の中野晴啓さんの著書。

投資バカと、煽り系の書名が付けられているが、中身はまっとうな投資初心者向けのガイドブックだった。
ここでの「投資バカ」とは、”何の知識も持たず、また持とうと言う努力もせず、だた漠然とお金を殖やしたいと思って、金融機関の言いなりになって「とんでも投資商品」を買わされている人たち”と定義されている。

短期トレード、個別株、FX、毎月分配型などのダメ系投資信託、ラップ口座、保険、不動産、未公開株式などなど、巷にあふれる投資方法に、ことごとくダメだしが続く(あくまでも合理的かつ論理的なダメだし)。
養老孟司の名著バカの壁と同じ流れで、投資に関するバカを反面教師として描くことで読者を投資バカにならないように啓蒙、または、すでに投資バカになっている読者を投資バカから救う(投資をしている本人が聞く気があればだが。。。)本となっている。

ただ、勿体ないのは、本書を読んだだけでは、何に投資をしたらダメなのかは分かっても、何に投資をすればよいのかがほとんど説明されていないところであろう。

ただ、いまどきの読者で、投資に興味があれば、ネットでセゾン投信に辿りつくんだろうけど。

リンク → セゾン投信

個人的にとても参考になった点


ギャンブルとしては魅力的な短期トレードとFX

代表的なギャンブルの控除率(賭けの胴元の取り分)。日本の場合、宝くじが最も控除率が高くなんと55%、公営ギャンブルも軒並み20%~30%と割に合わないことが一目瞭然。
一方、株の売買はネット専業証券会社の登場で1%に満たずに売買。FXに至っては、手数料なんて微々たるもの。
ギャンブルとしてみれば短期トレードの株式投資やFXのほうがはるかに有利となっている。(kappaはギャンブルしないけど。)

新興国ブームに乗らない

新興国についての中野さんの考えも、ハッとさせられた。
BRICsブームから、新興国も将来的には先進国並みに経済も発展するから、(先進国の成長も鈍化しているし、)投資先に新興国を組み入れておけば、儲かるよ。みたいな流れもあり、実際にkappaのポートフォリオでも新興国の株式のウエートは20%と、高めに設定している。
しかし、第二次大戦後のドイツや日本のように、いまの中国やロシア、ブラジル、インドが先進国の仲間入りをするのかといわれると、、、、やっぱり難しいかも。
中野さんは、先進国になる条件として、以下の四つをあげていたが。。。

  1. 教育水準が高い
  2. 民族紛争がない
  3. 格差が一定の範囲内に収まっている
  4. 民主主義が確立されている

これって、BRICsのどの国も条件満たしてないじゃん。